疲れ過ぎてーー妄想
少しの間、くだらない妄想にお付き合いください。
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なかなか会えない私たち。
会いたくて会いたくて仕方ない気持ちを抑えることができなくて、私たちは、ちょっとおもしろい?作戦に出ることに!
お盆休みは、私は仕事だし、会うことが今まで以上に難しい。
だけど、私の仕事帰りに、たまたま彼に隙間時間が出来て、このタイミングで、少し会わない?って話になった。
ただ、誰に会うかわからないから、指定の喫茶店に、それぞれ別に入店して、メッセージアプリを使って会話しよう、って話になり、実行に移すことに。
休みの彼が、先に入店して、店の様子を報告してくれた。
『着いたよー
混んでるけど、席には余裕あるよ
早く会いたいな❤』
『これから向かうね!
私も早く会いたい❤』
私は急いで、喫茶店に向かった。
喫茶店の前に着き、中の様子を伺うと、彼の言うように、混んでるけど空席もそこそこある。
(あっ……)
窓側の席に、見知った顔の男性がいた。
(!!)
ふと、その男性が顔を上げて……
彼だった。
彼はさり気なく手を上げた。
私は軽く会釈をして、中へ向かう。
そのタイミングで、
♪♪♪
メッセージアプリの着信音が聞こえて、スマホを開く。
『早くおいで❤』
にやける顔をどうにか抑える私。
「いらっしゃいませー」
店員さんが声を掛ける。
「あ、荷物置いて来てもいいですか?」
「どうぞー」
私は、彼の向かいの席に荷物を置き、カウンターへ行く。
久しぶりの彼の姿に、私の胸はドキドキしている。
彼は、白いポロシャツにチノパン姿。
仕事帰りのスーツ姿も好きだけど、私服姿の彼はもっと好き。
「ごゆっくりどうぞー」
ドリンクを受け取って、私は席に戻る。
♪♪♪
『こんな形でしか会えなくてごめんね
でも、会えてうれしいよ💕』
早速彼からメッセが。
『ううん。すごくうれしいよ❤』
『オレに会わない間に、また可愛くなったんじゃない?』
『そんなことないよ🤭ただ、綺麗でいる努力はしているよ』
『オレのために?』
『そうだよ❤○○くん以外に誰のために綺麗でいる努力をするの?』
そう、打って、私はそっと彼の方を見た。
『目が合ったね』
すぐに彼からメッセが、きた。
続けて、
『こんなに近くにいるのに、♡♡に触れられないなんて、生き地獄だよ』
近況報告もせず、エロスイッチが入り気味になっている彼。
でも、それは私も同じで……
『私も同じだよ……』
『ずっと我慢してて……ヤバいかも……でも、我慢しなきゃだもんね』
『○○くんと、早くひとつになりたいな……♥』
『俺も同じだよ。♡♡、☆日休みだったよね?』
『うん』
『オレ、明日会社行って、☆日休めるように調整するから、休めたら会おう?』
『うれしいけど、大丈夫なの?』
『☆日なら、仕事も落ち着いてるはずだから大丈夫だと思う。』
『うん。でも、無理しないで。』
『本当は、今すぐにでも、2人きりになれる場所に行きたいけど、厳しいから……少しでも早く休めるようにしたいんだ』
『ありがとう❤うれしいよ❤』
注文したドリンクを飲むのも忘れて、メッセのやり取りをする私たち。
ーーどのくらいやり取りしたんだろう……
楽しい時間はあっという間に過ぎていき、彼の帰る時間になってしまった。
『また、連絡するからね❤
愛してる、♡♡❤❤』
『私も、愛してる❤❤
○○くん、大好き❤❤』
『気をつけて帰ってね😌』
『○○くんもね🤗』
彼が、スッと立ち上がった。
荷物を持って、去り際に……
彼が周りにわからないように、手を差し出してきて。
私はそっと、その手に触れた。
いつもの温かい手に、私の胸が熱くなった。
手が離れて、彼の姿が遠くなっていく。
「ありがとうございましたー」
少ししか会ってないのに、彼への想いがどんどん溢れていく。
私たちの関係は、この、ちょっとした隙間時間でさえ、大切だ。
それが、愛を確かめる大事な時間にもなる。
会えなくて不安になる時が多いけど、会ってしまえばその不安は消えてしまう。
私は、確かにこの手で触れた彼の手の温もりに、愛を感じた。
そして、この手に、そっと唇を落としたーー
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妄想が、進む進む(笑)
この喫茶店(言い方古いなぁ)は、ス○バをイメージしました。
会社の近くにあるので、こんなふうになれたらなぁ、なんて。
実際は、できないですよね(笑)
お付き合い下さいまして、ありがとうございました🤗
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