Unfinished love

出会い系で知り合った人たち

感謝しなくちゃね

前回の記事の続きじゃ!



会う日を決めたあと、当日の昼までメッセが来なかった。

年末に入り、仕事が立て込んできた、と言っていたけど。

待ち合わせ場所と時間を決めたから連絡して来ないんだろうなぁ、と思っていたけど、なんだか寂しくて。


ちょい拗ねた感じのスタンプを送ったら、

『日程だけ決めてお話しないでごめんなさい。こういう人間というか、生活スタイルなのです。今日は会うのやめておきますか?』

ってメッセが来た。

せっかくのチャンスを潰したくなかったし、何より会いたかったから(会うために色々準備してきたし)、

『会いたいです』

とメッセした。

そこからまた、既読にならなくて、まぁ、仕事頑張って片付けてくれてるんだ、って思って、待ち合わせ場所へ向かった。

時間の数十分前に、

『30分くらい、遅れてしまいます!』


おー、またかー(笑)



で。

1ヶ月ぶりの再会を果たした。



車内は、少しタバコの匂いがして。

そして、チャイルドシート……

『あまり、使わないんですけどね』

と、Mくん。



前回と同じホテルへ。

クリスマス仕様になっていたんで、気分が上向きに。


部屋に入ると、

『大したものじゃないですけど』

って、大きめの袋を渡された。

『時期も時期なんで』

ラッピングされた物が入っていた。

Mくんは、これを買うために遅刻してきたのだ。

うれしかったな。

でも、気を遣わせちゃったかな、と。

私も一応用意していたから、渡した。

(同僚など(女の人含む)に貰った、って言っても怪しまれない風なヤツ。)

そしたら、Mくん、喜んでくれた。

(中身は全然大したことないんだよ……(苦笑))


前回と同じく、ソファーに座って、話し込む。

アウトドアが好きらしいMくん。(冬山が好きらしい)

車内には常にコンロが置いてあるらしく。

私『ホテルにコンロを持ってきて、何か焼く?』

M『ハツがいいな』

私『焼いたら怒られちゃうね(笑)』

とか、Mくんとの話はとても楽しくて。

時間も、さらに短くなっちゃったし、このままでもいいかな、って思ったけど。


『触れたいなぁ』


って、ボソッと言うMくん。


予告もあったし、拒む理由もないから。



ベッドに潜って。

見つめあって……



Mくんの肌は、白くてツルツルで。


気持ちいいと、声を出してくれるからうれしくて。


時間の都合もあって、果てることはなかったけど。


力強く抱きしめられて、


『あったかいね〜』


って。


Mくんの優しさを感じることができた。





今回は、待ち合わせ場所と時間を事前に決めてたから、もう、当日に向かってとにかく仕事をこなす、って感じだった、って。

『友人とのやり取りも、下手したら1年くらい放置だから〜…………男性脳なんです』

みたいなことを言っていた。


なんかの話で、

『お話することと、エッチすること、五分五分かなぁ』

『それと自分は、射精しなくても別にいいんですよ』

とも。




夜に、お礼のメッセと、次の日にスタンプを送って。

既読にはなった。

寂しいけど仕方ない、と言い聞かせて。



これで終わりになっても。

いっときの夢を見たと思って。

楽しかったし、会ったことも後悔していない。

Mくんからもらったプレゼントは、形に残るものだったけど、大事にしていきたい。



会えなかったことを申し訳ないと思って、また誘ってくれたこと。

感謝しなくちゃいけないね。