思い出
私が中学生のときの、お話――
私は、根っからの年上好き(笑)
同級生・先輩・後輩には目もくれず、先生ばかり好きになってた。
私のクラスに、教育実習生が来た。(H先生とします。)
メガネを掛けて、小柄な人。
確か、英語担当だった気がする。
ちょうど、時期は秋で、学校ではマラソン大会があった。
その時に、別のクラスの先生に、嫌味を言われた私。
悔しくて泣いていたら、H先生が声を掛けてくれた。
友人が事情を話してくれて、この日はそれで終わったんだけど……
次の日、嫌味を言った先生が、私に謝りに来たんだけど、私は許せなくて反発した。
一悶着はあったけど、この件は、これで終わった。
H先生が、その先生にそのこと(泣いていたこと)を言ったそうだ。
今思えば、教育実習生が、ベテラン先生に物申すことは、勇気がいったと思う。
本当に、うれしかった。
教育実習が終了したあと、友だち数人でH先生のアパートに遊びにも行った。
その後に行われた文化祭にも来てくれて、それを最後に、H先生とはそれきり会うことはなくて………
あれから20年近くが経ち、H先生も教職の道を選んだなら、ベテラン先生だろうな。
生徒思いの優しい先生になってるかな。
子どもが学生のうちに、会えるかな、って思ったけど、私が会えたのは、嫌味を言った先生……(苦笑)
校長先生としてだけど。。
ふと思い出したんだ。
H先生、Aさんに似てた。
(逆?AさんがH先生に似てた??)
もし、会えるなら、そのときのお礼がしたい。
H先生は、忘れてるかもしれないけどね。
懐かしい思い出の1ページです。
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